お試し山行@日和田

 初心者新規入会枠(2020年春期)には4名の方がエントリー。

 現在当会で安全確保できる人数としてはこれが精一杯である。

 他にも、条件がお互いに折り合わず、2名保留の方がいるが、初心者枠ではなく経験者枠での別枠での再応募をお願いしている。

 さて、お試し山行当日。

 心なしか緊張した面持ちの4名プラス他会からの参加者1名、リーダー、サブリーダーの7名で日和田の岩場を目指す。

 ステミングフェース、バルジやその左隣のルートなどにトップロープを張り、皆さんに登っていただく。

 面接時にはみなさん、けっこう自信ありげだった。

 初心者なのに、根拠のない自信があるらしい。

 山岳会初心者あるある、なのだが、ご本人たちは至って真面目に自信満々である。

 しかし、壁にとりついてまもなく、1名があえなく壁に弾き返されると、残る全員笑顔がひきつり気味に・・・

 「えっ、あんなもん?」

 「えっ、思ったより、厳しいじゃん?」

 「えっ、そんなバカな・・・」

 というフレーズがそれぞれの顔に浮かんでは消え、また浮かんで、そのまま引きつった笑顔に刻印されていく・・・

 絶叫マシンと化す方も現れる一方、壁に張りついたまま息をしていないのではないかと思われる方も出てきた。

 腕はパンプするし、足は伸びないし、どうしていいのかわからない状態に陥る方も・・・

 それでも、事故なく大きな怪我なく一日を無事に終え、あーんなに辛い思いをしたのに、なぜか4名が全員入会意志表明。

 みなさん、いーんですか?

 あんなに苦労してたのに、がんばる気になっちゃったんですか?

 脳内麻薬が出るからクライミング中毒になりますよ、と言ったのに、大丈夫ですか?

 ほんとに会費払ってくれますか?

 基金も入ってくれますか?

 あとから嫁(とか娘とか)に泣いて頼まれたのでやめます、なんて言わないでくださいよ。

 言ってもいいけど、代わりに若いの一人連れてきてねー

オー、行った・・・オレ、大丈夫かなー? (不安でいっぱい)
オー、行った・・・オレ、大丈夫かなー? (不安でいっぱい)
手足が長いと有利なルートもありますが、短い方もそれなりに・・・
手足が長いと有利なルートもありますが、短い方もそれなりに・・・