総括ーー2020春期初心者枠会員募集を終えて

 当会では本格的に会員募集を再開した2019秋期初心者枠会員募集で、合意に達した会員1名が入会した。

 この方は初心者ではあるが、クライミングジムに通っているので、登ることと確保することに関してはほぼ一通りのクライミング動作ができていた。

 今回入会の4名は、登ることも確保することもできない、正真正銘の初心者である。

 意図してそのような方々を集めた訳ではないが、よく話を聞き、やりとりをして、お互い一致点をすり合わせ、お試しに参加していただいた結果としてそうなった。

 なぜそうなったのかをよく考えてみると、この方たちは「既存の山岳会の悪いウィルスに感染していない人たち」であるという共通項があった。この意味では秋期入会の一名も同じく「ウィルス感染なし」の健康体である。

 どういうことかというと、既存の山岳会、特に実態はハイキングクラブなのにアルパインもできるフリをしている会では、「依存心」というウィルスに感染してしまう。治療体制も整わず、劣悪な環境に放置される。しかし、本人たちはそんな国にいることに気がつかない。

 新型コロナウィルスのように、軽症ですむ場合もあれば、重症化するケースもある。特に高齢者は重症化しやすい。

 病院とは違って山岳会は、医療機関を求めてやってきて「治してください」と仰向けに寝ているだけの人を癒すことはできない。

 自ら食事(体力)や睡眠(登攀力)に留意し、免疫力(危機管理能力・自発性、地図読み・ルーファイ・その他)をあげるように努力して頂かねばならない。薬も点滴も(ロープワーク)、それからでなければ役には立たない。

 既存の山岳会から当会への移籍を考える方は、この点、よくお考えいただきたい。

 悪いウィルスに感染している人はとかく「前の会ではこうだったのに」とか「掛け持ちしている会では許されているのに」などと言い出すこともある。

 それって、「元カレは車持ってたのに」とか、「元カノは料理上手だったのに」とか言われるのと同じことでしょ?

 ありのままのこの山岳会を愛してくださる方だけウェルカムである。

 なお、初心者枠秋期募集は年齢制限を設けている。

 初心者枠春期募集には制限を特に求めていない。

 経験者枠は期間も制限もない。

 経験者の定義に迷ったら相談してください。

 20代30代で募集期間まで待てない場合も連絡してください。

 もしかしたらなんとかなるかも・・・

 ただし、いずれの場合にもウィルス検査はきっちりしますので、ご了解ください。

 さて、健康な状態でやってきた5人が健全に育ってくれるよう、祈るばかりである。

次はここをスタスタと突破しましょう
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