山の日week・栂海新道

8/6 19:10自宅発〜長野IC(21:20着、料金3880)→406号線→23:15平岩駅

8/7 6:38平岩駅発路線バス(片道 1210円+荷物代310)→7:35蓮華温泉→8:20兵馬ノ平→14:00朝日岳→14:42朝日小屋

8/8 3:10朝日小屋→4:07朝日岳(2418m)→4:36吹上のコル→4:52照葉ノ池→5:45アヤメ平→7:12黒岩山(1623.6m)→8:26さわがに山(1612.3m)→9:14北又の水場犬ヶ岳(1593m)→10:02栂海山荘(休憩20)→11:11黄連山→11:32黄連の水場(水汲み、片道3分程)→12:12菊石山(1209.8m)→12:44下駒ヶ岳(1241m)→13:43「白鳥の水場」看板→13:53白鳥小屋

8/9 5:07白鳥小屋→6:31坂田峠→7:05尻高山(677m)→7:46二本松峠→7:57入道山(415m)→8:44栂海新道登山口(親不知)

  

8/67 平岩駅に到着すると、駅前にテントが1張あり、単独の男性が野宿していた。後に話をした際に「朝日岳から白馬岳まで行って大雪渓を下りる」と言っていた。無料駐車場は14台駐車可能。1台もいなかった。平岩駅のトイレは男女兼用で和式のみ、トイレットペーパーなし、夜は虫が賑やかであった。路線バスはUL装備のトレラン風男性2人組と単独男性2人と私だけであった。蓮華温泉に到着すると、下山してきたであろうグループが賑やかに話していた。歩き始めて30分ほどで両方の足の裏が痛くなってきた。1年ぶりに縦走靴を履いたので、靴擦れをしてしまったのであろうか。久しぶりの縦走靴は重いな足の裏痛いなアプローチシューズにすればよかった足首を固定されていると歩きにくいなそれにしても足の裏痛いなと朝日小屋に到着するまでずっと思っていた。登っていると足の裏がどんどん痛くなっていった。アプローチシューズで来なかったことを後悔した。何回か地面に座り込み、足を休めた。五輪高原までは太陽の光が照りつけ、暑かった。17501800m地点の木道に赤字で「水」と書かれていたため、行ってみると水場があり水が出ていた。その後白馬岳らへんにガスがかかり始め、吹上のコルに到着した頃にはガスガスとなった。単独男性4人、男女2人組(20)を抜かし、朝日岳山頂に到着した。その後抜かした男女2人組が到着し、女性が「お姉さん、写真撮りましょうかー?」と言ってくれたため、撮ってもらった。単独には助かる。朝日岳で先に下山する際に「お姉さーん、またテント場で会いましょう〜」、テント場で出会った際は「お姉さーん、お疲れ様でーす」と言ってくれ、愛嬌のある方だなと思った。同年代らしき女性であったため気分も上がった。男女2人組はカップルか夫婦かなと思ったが、敬語で話していたため関係性がイマイチ不明であった。テント場に到着し受付をした。蓮華温泉を何時に出発したか聞かれ、「8:00前です。」と答えると「健脚だね!!!」と言われたが、そこまでコースタイムを短縮したわけではないので「健脚なのか?」と心の中で疑問を感じた。また、次の泊地を白鳥小屋と書くと「白鳥小屋まで行くのか!頑張ってね!」と言ってくれた後、「あのお姉さん白鳥小屋まで行くんだって!」と周りの人に言われ、「えー、すごーい!」と一瞬その場が盛り上がったので気まずかった。足の裏が痛いので、本当に白鳥小屋まで行けるのだろうかと少し不安であった。テント場は20張以上のテントがあり、ワンダーフォーゲル部?の中学生の大型テントが3張あった。テントを設営し、中で荷物整理をしていると15:00から雷が鳴り始め、小雨も降ってきたがどちらも数分で止んだ。足の裏の痛みは1時間程で治った。朝日小屋のテント場の水場は豊富であるが、トイレにトイレットペーパーがないため持参必須である、電波は入らなかった(docomo)。夜は北側の雲の中で雷が光っていた(雷鳴はない)

 

8/8 1:30に目が覚めた。外を見てみると1張明かりが灯っており、星も綺麗に見えた。2:30には数張明かりが灯っていた。3:10に出発すると、同時に出発する人がいたが、朝日岳の巻道方面へ行った。朝日岳に登るヘッドライトの明かりが見えた。中間くらいまで登ると、後続の明かりが見えた。朝日岳に到着後吹上のコルに向かっている時に振り返ると、後続は白馬方面へ行った。吹上のコル方面にはヘッドライトの明かりはなし。もしかして栂海新道への先行者はいないのか?と少し心細く思った。吹上のコルで栂海新道方面へ進むとすぐに草木に覆われる。薄暗い中この道を進むのは心細く、先を急いだのでこの間に撮った写真はブレていた。15分進むと木道が現れ、景色が開け、照葉ノ池が現れた。それから30分ほどは平らなところを進んだ。足の裏がもう既に痛くなってきたため、何回か座って休憩をした。白鳥小屋まで辿り着けるのか足の状況を見て栂海山荘泊まりにするべきかななど思っていた。150m下りアヤメ平に到着した。アヤメ平から先はガスに包まれながらの縦走となった。黒岩平は熊注意とネットの山日記で書かれていたため、警戒しながら進んだ。黒岩山への登り前に中俣新道との分岐があるので注意が必要である(案内標識は少し草木に覆われている)。黒岩山山頂に到着すると2人いた。一人(5060代男性)は靴下を脱いで休んでおり、もう一人(3040代男性)はそれをじっと見ていた。先行者がいることにほっとした。挨拶をしようと思ったが目があった瞬間逸らされたため、山に浸りたい方なんだなと思いやめておいた。気にすることなく進んでいると、黒岩山で出会った3040代の方が物凄い勢いで追いついてきたため道を譲った。どうやら5060代の方とはパーティではなかったようだった。草木に覆われた道を進み、さわがに山に到着した。途中ヘビ(ヤマカガシ?マムシ?)がいたが、勢いよく逃げていった。栂海新道ではヘビに7回程出会った。さわがに山から30分程歩くと昨年道が崩壊した箇所に到着した。トラバース道にはロープが張られ、ピンクテープがたくさん巻かれていた。トラバース道は倒れた草木に覆われており、さらには草木が濡れて滑るため、枝を掴みながら跨いでトラバースするのは少し苦労したが山に慣れている人にとっては特に問題はないと感じた。20分歩くと栂海新道1つ目の水場、北又の水場に到着したが、朝日小屋からここまで0.25Lしか飲んでいなかったので、次の水場で水を補給することにした。雷鳴が北西から聞こえ始めた。途中にわか雨もあった。北又の水場から40分で犬ヶ岳に到着した。そこから10分弱で栂海山荘に到着した。黒岩山で出会い抜かされた3040代の男性が休憩していた。私も20分休憩した。トイレはテント場の先にあり、「使用中」の看板が掛けられるようになっていた。鉄網に四角い穴があり、その下には斜めに鉄板が置かれた滑り台方式のトイレであり且つ隠しカーテンなどはなく開放的であった。流すためのホースも置かれていた。栂海山荘から1時間程下ると栂海新道2つ目の水場、黄連の水場に到着した。黄連の水場までは片道3分らしい。3040代の男性がフリーズドライを食べて休憩していた。ここで私は水を1.25L汲んだ。黄連の水場はホースなどなく、どこから汲んだら良いのか分からなかったので、行けるところまで上流に行き、大きい岩から流れてくる水を汲んだ。少しずつしか汲めなかったので、もどかしかった。菊石山までは順調であったが、下駒ヶ岳の登りが急でロープが張られていた。濡れた岩、根っこが滑りやすく、這い上がるように登った。白鳥山の登りは疲れもピークでリュックの荷がズシリと肩にかかり、足がなかなか前に進まず、牛歩のように登った。途中3回ほど休んだ。1210m辺りに「白鳥の水場、往復10分、夏は水枯れに注意」の看板があった。寄ってはいないが、後に白鳥小屋で出会った方に「枯れていた」と聞いた。白鳥小屋に到着すると3040代の男性のテントがあった。足の裏の痛さはピークであり、白鳥小屋に入ってすぐに寝転がった。痛さは1時間30分程続いた。白鳥小屋でようやく電波が入ったが、入ったり入らなかったり不安定であった。その後朝日岳方面から3人の単独男性が到着し、親不知から単独男性が足元をフラフラさせながら疲れ切った顔で到着し、到着するなり山荘前で寝転んでいた。テント泊の予約は4張であったが、5張となりテント場は満員であった。小屋泊は21組の予約が入っていたがキャンセルになったのか私1人で貸切であった。白鳥小屋は2階建てであり、2階は火気厳禁であり、机や毛布、銀マットがあった。宿泊料金(小屋泊2000)は募金箱へ入れるらしい。利用者ノートを見ていると前日に白鳥小屋付近に雷が落ちたと記載されていた。白鳥小屋のトイレは扉があるとネットの山日記で見ていたので、栂海山荘のトイレよりは良いかもと思ったが、実際はトイレの建物が傾いていたためドアが閉められなかった。「使用中」の看板もないので、トイレに入ってることを他の人に知らせることができなかった。日の入り後の暗い時はヘッドライトの明かりで人の存在を確認できるが、まだ辺りが明るい時は誰か来たらどうしようとヒヤヒヤしながらのトイレとなった。また建物が傾いているのでバランスを崩さないように足で踏ん張らないといけないようなトイレであった。

 

8/9 3:00に目が覚め、窓の方を見ると日本海が見えていた。昨日はガスで見えなかったので気分が上がった。今日親不知まで行くのは私の他に4人いるはずなので、みんな何時に出発をするのだろうとテント場を見てみると3張明かりが灯っており、3040代の男性は3:50に白鳥小屋を出発し、続けてオレンジヘルメットを被った男性が4:20に出発した。朝は晴れていたので日の出が綺麗に見えた。日の出を見ていると4050代の男性が「水をたくさん持っていたけど、どこで手に入れたの?黄連の水場ではほとんど汲めなかったし、白鳥の水場は枯れていて無駄足だったよ。この先に最後の水場のシキの水場があるが、水が細いらしいし枯れていたらリタイヤだよ!」と言うので「水はあとどれくらいあるんですか?」と聞くと「1Lちょっとかな」と言った。水を分けて欲しいのかな?と思い、「私水余分にもってますよ(いりますか)?」と言うと、少し考えた表情をした後に「余分に何リットル持ってるんですか?」と聞かれたので「今日の行動用の水1.5Lプラス余分に500ml1Lくらい持ってます」と言うと、ちょっと考えた後に「今日はこれから暑くなりそうだし、水分を多めに取らないといけなくなりそうだし、やっぱりいいよ!すみません!ありがとうございました!」と言って自分のテントへ戻って行った。今日はこれから天気が崩れて雨が降ってくる予報なので暑くはならないと思うがと思いつつ、白鳥小屋を出発した。白鳥小屋から10分下ると山姥平に到着し分岐があるので、間違って山姥洞に行かないように注意が必要である。出発後20分ほど経つと、先ほど水について話しかけてきた4050代の男性が追いついてきた。足取りは軽やかであり、ULテント泊装備であった。この男性は欅平祖母谷温泉不帰岳白馬岳のルートで来たと言っていた。栂海新道3つめの水場、シキ割の水場に到着すると水が出ていたので良かったと思った。シキ割の水場は栂海新道唯一登山道沿いに水場がある。21組の男性が休憩しており、栂海新道で初めて人とすれ違った。4050代の男性は水を汲んでいたので、先に行かせてもらった。坂田峠で一旦舗装道路に出た。坂田峠から少し離れた所に駐車場もあるらしい。緩やかな登りと平坦な道を歩き、尻高山に到着した。歩いている最中に所々で日本海が見えた。私より40分前に白鳥小屋を出発したオレンジヘルメットを被った男性が休憩をしていた。「どちらから来たんですか?」と話しかけられたので会話をしていると、この男性は上高地から来たらしい。「徳本峠まで行き霞沢岳をピストンしてから蝶ヶ岳大天井岳槍ヶ岳三俣蓮華高天ヶ原温泉温泉沢を上がって読売新道針ノ木谷を登り針ノ木小屋まで行って船窪谷まではルートははっきりしていたが、そこから針ノ木小屋までは少し荒れていて消えかかったマークを頼りに登りました。」と言っていた。そしてこの男性は埼玉県狭山市から来たんだとか。話が少し盛り上がっているところで、シキ割で水を汲んでいた4050代の男性が来たので、お先に行かせてもらった。その後親不知までこの2人に追いつかれることはなかった。舗装道路を横切り、二本松峠を過ぎると入道山に到着した。そこから45分下ると栂海新道登山口(親不知)に到着した。道路を渡ると親不知観光ホテルである。親不知観光ホテルの前には無料駐車場があった。親不知観光ホテルでは、登山者のために温泉+駅までの送迎で1500円のプランがあるが、HPには前日までに要予約と書いていた。このプランを予約したかったが、8/6は登山準備に忙しくて予約が出来なかったため、親不知駅まで歩こうと計画した。しかし歩道がなくカーブがあるトンネルは車がスピードを出して走っており、ここを歩くのは怖いなと思ったので、予約をしていないがプランを利用可能かと聞いたところ「今日はお風呂の準備ができているので大丈夫ですよ」と返事をもらった。温泉のみ、送迎のみも可能らしくその場合半額の750円となるらしい。親不知駅発の電車が9:37にあり、その後は13:05となる。今だと9:37発に乗れるということで、送迎のみにした。親不知駅までは「アヤメ平〜黒岩平までは雪渓はありましたか、軽アイゼン必要でしたか」、「熊の気配はありましたか」、「アブなどは多かったですか」など質問された。「アヤメ平〜黒岩平は雪渓はなくアイゼンは不要であった。」、「数ヵ所動物の臭いがしたが、熊の気配を感じることはなかった。」、「アブなども特に多いとは感じなかった。」と答えると「今年は空梅雨だったからアブなどは例年に比べてかなり少ない」と言っていた。糸魚川駅〜平岩駅の大糸線は風が強いとすぐ運休となるらしい。台風が近づいており、風も強まってきていたので、15時から運休と出ていた。しかし大糸線は運休となるとすぐに振替輸送でバスが出るらしい。平岩駅に到着すると、無料駐車場は私の車1台のみであった。電車の時間の都合で日本海の海岸まで行けてなかったので、車で親不知観光ホテルまで戻り、無料駐車場に隣接する道から日本海の海岸に下りた。ホテルから海岸までは80mの標高差らしい。ホテルから海岸までの下りは5分、海岸からホテルまでは上り6分かかった。