西穂高岳

元々は槍まで行く計画。天気が崩れると分かっていたが、好天が続けばそのまま歩こうと思いテン泊装備でスタート。小鍋谷登山道から登ってロープウェイ利用者で混む前に西穂まで歩こうと思っていたが、ロープウェイが何時から動き始めるのか調べてなかったので小屋に着いた頃には普通に混んでいた。
 西穂山頂手前の時点で奥穂方面にはガスが湧き始めていた。新しく買ったテントを雨の中で試すためにも北穂小屋あたりまで進みたかったが、雷雨が予想される中わざわざ進むのも危ないので西穂で引き返した。
 下山は途中にある沢で水が飲みたかったので往路と同じルートで降りた。下降中、稜線から雷鳴が聞こえてきた。稜線には高齢の方や子供もたくさんいたので少し心配したが、林道を歩き終えてロープウェイ駅に着いたとき、丸山あたりにいた子連れ家族が無事に降りてきていた。
 行程が予定よりも短くなったので帰りは安房峠をドライブして帰京した。
 翌日、ジャンダルム付近で死亡事故があったとのニュースを聞いた。西穂から突っ込んでいたら危ないところだったかもしれない。