Q: 「小さな会」とのことですが、会員数は何人ですか? (2020年7月現在)

A: 現在7名です。もともと「アルパインクライマーズチーム」というクラブでしたが、先鋭的すぎて(汗)、ひとり消え、ふたり消え(泣)・・・そして誰もーーいなくなってしまうのは困るので、残ったメンバーで山岳会を再編成し、再出発しました。さまざまな経験を経てきたため、現在は「絶対安全に、事故のない活動」を目指しています。おかげさまで、再編以来、事故はありません。もちろんこれは今後も事故がないという保証にはなりませんが、安全にはとても留意しています。そのため、少しうるさいと感じることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

Q: 規則はうるさいですか?

A: 当会では規則はなるべく控えたいとは考えていますが、規則は生命をお互いに預ける活動をする以上必ず必要になります。当会では計画書と報告書の提出は義務であり権利でもあると考えています。また、会メンバーではない外部メンバーとの山行もすべて届けてもらっています。身元不明の方との山行は許可していません。これに違反するとペナルティーがあります。外部のリーダーの技量によっては残念ながら会が認めた山行(つまり労山基金対象)にならないケースもありますが、それはその計画に見合った技量がないと判断した場合(つまり危険度が高い)です。計画書や報告書の重要性を理解できなかったり、自分の行動ひとつ振り返って報告できないのに、より複雑なアルパインのシステムを理解してお互いの生命を預かり預ける活動ができるでしょうか? あなたなら、そんな人に自分の生命を託したいですか? そのようなわけで、最低限、計画書と報告書の提出をお願いしています。

 

Q:  7名が現役なのですか?

A:  はい、会員は社会人として勤めながら登山を楽しんでいます。中心メンバーは労山の講習会の多くに講師として招聘されており、会の活動との両立が課題です。また、多くの計画で他会との交流があり、クロスオーバーした山行計画も多いため、実際にはメンバーがたくさんいると錯覚(?)するかもしれません。クライミングをする環境のない会に所属している人をお預かりし、ひととおりの技術を講習したりもしています。

  

Q:  会員の年齢は?

A:   あれ、何歳だっけ?  ・・・60代1名50代2名40代2名30代2名です。全員気持ちは20代なんですが・・・

   

Q:  ズバリ会の特徴は?

A:  入会者には詳しく説明していますが、ちょっとだけ紹介すると・・・

 当会ではどちらかというと安全を確保する際のアンカーにはトラッドクライミングの技術を取り入れるクライミングを志向しています。

 

Q: どんな人に会員になってほしいですか? 

A:  そうですね、まずは会費と基金を負担でき、道具や交通費など登山に費やす財政基盤がある常識ある社会人として自立した登山者になりたい人です。メールくらいは常識的にきちんと書けないと困りますね。あとは泊まりがけの山行で一緒にお酒を飲んでくれると楽しいかな。でも、アルコールハラスメントは決して致しませんので、飲めなくてももちろんかまいません! それより、私たちが、飲んでいたのにサクッと早く寝てしまっても許してね・・・

 

Q: それでは漠然としすぎているのですが・・・

A:  付け加えるなら、「ヤマヤ」である以前に社会人であることを自覚している人、ですね。当会は社会人山岳会なので、一般常識のない方、住所不定の方や、正規・非正規・職種を問わず「答えられないような職業の方」(そのスジやあっちの関係ではないかと疑われる方)は入会をお断りしています。また、クライミング・バム志向の方には向いていません。当会ばかりでなく一般的に山岳会では、ネット募集型山岳サークルやお金を払って終わりの講習会のように身元不明OKではなく、個人情報を会に提供できることが最低条件です。常識的に考えて、お互い命のかかるような活動を共にするわけですから、身元不明の方とはロープが組めませんよね・・・これが常識と考えられない方はちょっと・・・当会では、個人山行であっても身元不明の方との山行は許可していません。

 せっかくゼロから教えるのであれば、何回かクライミングを経験したからもういいや、とすぐやめてしまうのではなく、「この山のこのルートを登れるようになりたい」など、目標をもてる人にはカリキュラムを作りやすいので、指導する側としては嬉しいです。もっとも、1ヶ月に一回一日程度のクライミングでは成長は望めません。

 でも、最初から、目標が定まらない人もいますし、長ーい目で見て、少しずつでも成長していきたいという意欲、続けていこうという気持ち、向上心のある方だと山岳会に在籍する意味はあるかもしれません。

 また、謙虚さも大切です。新しいことに挑戦する場合、すぐに完璧にできるわけではありませんから、まずは謙虚にその事実を受け入れることです。特に中高年の方は自己イメージと実際の自分との間のギャップがありすぎて、現実を正確に認識できないことがあります。それを指摘すると逆上する方にはアルパインは向いていません。すぐにパニックになったり、泣き出したりする方もアルパインには向いていません。ですから、その反対の人、つまり、謙虚に指摘を受け入れ、コツコツと努力する人、冷静に自己分析のできる方には是非入会していただきたいですね。一般に若者であれば注意されても素直に受け入れてくれますが、歳を取って脳が硬直し老化の始まっている人は、少し厳しいことを言われただけで根に持つ傾向があるようです。一方、社会的に成功していて尊敬できる方と言うのは、どんなに年配でも注意に対して素直に耳を傾けてくれます。やはり何かを学ぶ際の謙虚な姿勢が一流の証なのですね。

 特に、頭の老化が進んでいて、自分の能力を客観視できず、できていないことを「できていませんね」と言われて逆ギレする方にはガイドがいいと思います。ガイドなら、できないならできないままでいてくれれば金づるになるから、親切にしてくれて、褒めてくれて、何も身につかないままでも居心地はいいですよ。山岳会は自分のパートナーにするつもりで教えるから、そりゃ、きついことも言われます。そんなん、当たり前でしょ。でも、それが理解できず我慢できないくらい老化が進んでいるなら、やっぱりガイドがいいですね。お金を持ってお墓には入れないのですから、ここはガイド山行につぎこんでみてはいかがかと思います。

 また、誰かとつるんで入会してくる方はお断りしようと考えています。自主性の面で難がある方が多いので・・・ですから、申し込みはお一人でお願いしますね。

 それから、最初は自分のことだけで手一杯だと思うので全員に要望しているわけではないのですが、自分が習得した技術を後から入会してくる人たちに伝えていこうという気持ちがあれば、とても嬉しいです。

 

Q: ネット山岳会に否定的なんですか?

A: 向き不向きがあると考えています。ネットに限らず、ちょっと知り合っただけの人や他会のメンバーだと体力レベルが合うかどうかわかりません。でも、そのくらいならまだいいです、強い人が弱い人に合わせればいいだけなので、ルートが複雑でないハイキングまでなら何も起こらないことが多いかもしれませんね。ただし、どのレベルでも、行きずり山岳会や俄かパーティーの一番の問題点は、事故が起きた際にどのような対応ができるのか漠然としている、ということでしょう。ですから、ロープを使用する山行に、ネットでの知り合いは要注意です。また、あなたがどのような技量を持っているのか調べたり確認したりせず、すぐに「いいよ、いいよ、一緒に行こう!」という人にも気をつけましょう。

 すべてにおいてしっかり自立した登山者同士ならネットの集まりでも、俄かパーティーでもかまわないのですが、相手の技量はどうしたら確認できますか? けっこう、見極めが難しいのでは? また、しがらみがなく無目的というのは、一見自由で楽しいように見えます。何も制約がなく、自由でいられるような錯覚にも陥ります。それが大きな危険と隣り合わせの「幻の自由」だと認識できていれば、自己責任ということで、行き当たりばったりのパーティーでもかまわないと思います。それも確かに楽しいのかもしれません。

 リアル山岳会は規則もあるし、厳しいことは言われるし、ある意味では不自由です。しかし、それはある程度の安全を担保しているからです。アルパインクライミングは「考える力」がすべて、といっても過言ではありませんので、「なんの規則もなく自由に楽しく他人に連れて行ってもらいたい」という人には山岳会は一番不向きですね。そういう方こそガイドさんに相談するといいと思います。

 車の運転も同じような側面がありますね。登山、特にロープを使用する活動で、お互い何もチェックしない、確認もせずにロープを結ぶ、なんて、危ないと思いませんか??? もちろん、当会メンバーの技量についてもどうぞ各自で目で見て体験してご判断ください。

 

Q: ネット山岳会は考えてないんで、逆に、こんな人には神楽坂ACは向かない、というのはありますか?

A: 現在は少人数で年齢層も正直言って高めなので、いくら「バリバリやってます」とはいっても、20代30代40代が大半で大勢でワイワイと楽しく騒いだり、大きなイベントをしたり、結婚相手を見つけたり(?)、という目的の方には合わないかもしれませんね。

 妙齢の女性も在籍していますので、下品な下ネタをいう(あるいはその基準がわからないような)方にはたとえ入会しても声がかからなくなります。また、巷の山岳会にありがちなダブル不倫の隠れ蓑にしようという方にもご遠慮いただきたいですね。当会は若い女性クライマーを不倫願望の強いオッさんから守りたいと考えています。

 もちろん男性でも、真面目にじっくり、クライミング技術を高めたい、基礎固めをしたいという方には最適だと思います。

 本当に山が好きで単独でもテント泊に行っている、でも、一人だとロープを使う登山は無理なので、という流れが理想なんですが・・・

 「わたし、褒められないとダメなの」「褒められて伸びるタイプです」という方には当会に限らず、山岳会は向いていません。礼儀を弁えていない方もすぐ声がかからなくなります。メールをチャットがわりにするような非常識な人はお断りです。山岳会はバリバリの体育会系ですし、命がかかっているので、厳しい言葉がかけられることもありますから、ヤワなメンタルではやっていけません。

 また持病をお持ちの場合は必ず申告していただいています。こうした点を理解できない方には向いていません。家族に理解がない場合も入会を見合わせていただいています。アルパインは危険な活動なので、それをよく理解していただいていない傾向が見られますと、お断りすることもあります。

 また、当会は土日休みの会員がほとんどであるため、平日の計画はごく限られてしまいます。土日を続けて休めない方には参加できない計画が多くなってしまうので、希望や志向を伺い、他会をご紹介いたします。

 山岳会に限らず、登山にはそこそこの資金が必要になります。金銭的負担がある程度できない方は活動に参加できる機会がありませんし、ハイキングのように一回完結で終わり、半年に2回くらい、というわけにいかないので、連続してトレーニング参加ができない場合はアルパイン計画に参加できません。

 あとは、「急いでいるからすぐに成長させてくれ、技術をすぐに全部教えてくれ」という方には向いていません。技術習得を確認しながら、しっかり安全に登れるようになってほしいので・・・。急いでいる場合は、山岳会ではなく、ぜひガイド講習を受けてください。信頼できる講習会を紹介します。

 山岳会は「ヨソの家」のようなものなので、会ごとに文化が異なります。家庭ごとに教育方針が異なるのと同じことです。その点が理解できない方にも向いていません。ちなみに当会は「経済的に自立した常識ある社会人」対象です。バム志向の方には向いていません。

 また、ご自分の解釈に固執する方や比喩表現が理解できない方も指導が困難です。過去に「〇〇ガイドからこういう場合は80度と言われた、これは70度だからダメだ!」と主張される方に対し、指導に困ってしまったことがあります。70度か80度か、岩場でいちいち分度器で測りますか? たぶん〇〇ガイドさんも測ってないと思います・・・

 それから、「以前別の会で真っ暗闇でエイトノットが結べなければいけないと言われたから、それ以来真っ暗闇でエイトを結ぶ練習をしているのだがこの会ではみんな真っ暗闇でエイトノットが作れるのか」と詰め寄って来た方もおられました(**;)。真っ暗闇でエイトノットを結ばなければいけない時点でそれは遭難ですから、当会では多分エイトノットよりビバークするか110番します・・・おそらく、他会のリーダーさんは「真っ暗闇でも結べるようになるくらい、結び方をたくさん練習してくださいね」という比喩で言われたのであり、本当に真っ暗闇で結べなければダメだというつもりではなかったのでは? (このあたり、苦笑した方はウェルカムです!) ちなみに当会ではノットは暗闇ではなく明るいところで目で見て確認してもらっています・・・また、ブーリンは現在当会では推奨していません。

 

Q: Is this mountaineering club only for Japanese-speaking people?

A: We can communicate in English and we are open for people of foreign nationality; however, if you are in Japan and hope to climb in crags in Japan, we appreciate your efforts in communicating in Japanese.  Of course, we support you in any ways we can!  And JWAF Benevolent Fund system is superb if you are an alpine climber and need a helpful rescue fund.  Please join us.

 

Q: 喫煙者なのですが、入会できますか?

A: 申し訳ありませんが、喫煙者の方の入会はご遠慮いただいております。

 

Q: 神楽坂近辺ではなく遠方に住んでいるのですが?

A: クライミングのための岩場は東京近郊にも点在していますが、週末は特に混雑するなど、あまり良い条件とはいえません。そのため、当会では夏は小川山・瑞牆山周辺、冬は城ヶ崎・城山・湯河原などに出かける機会が多くなります。時間をかけて遠くまで出かけるので、日帰りよりは泊まりがけで二日間ないしは三日間登りたいと考えており、車で移動することが多いので、その通過地点であれば多少遠くても問題ないのですが、そうでない場合は調整させてください。神楽坂や飯田橋近辺にお住まいですと、集会にも便利ですし、地元の山岳会としての活動にもつなげられたら、と考えています。なお、現在のところ、自家用車の稼働は2台なので、今後入会される方はレンタカーを含めご自分で車を出していただくことになります。

 

Q: 他会との掛け持ちもOKですか?

A: 基本的に相互に認め合える関係、労山加盟の会であれば、OKです。確認をお願いしますね。ただし、他会での活動であっても、すべての山行について計画書と報告書の提出をお願いしています。(報告書の意義については別途説明します。) バリエーションの計画でリーダーが他会の方の場合、またはガイドによる山行の場合、ルートに関してコンセンサスを得るために連絡させていただくことがありますので、その旨了解をとっておいてください。

 残念ながら、当会に限らず、「無料で、安全に、自分の都合に合わせて、自分の行きたいところにだけに連れて行ってくれる私にぴったりのガイドみたいなリーダー」のいる山岳会は存在しない、と断言できます。山岳会を無料のガイド講習と勘違いしている方はお断りします。初心者はもちろん受け入れていますが、それは「自分で登れるようになりたい」と真剣に取り組む意欲のある方だけです。真剣に取り組む以上、あっちもこっちも掛け持ちできるほど普通の勤め人に休日があるとは思えません。当会で掛け持ちを許容する場合でも、アルパインクライミングを志向する場合、クライミング計画はこちらでの山行を優先していただきます。他会での計画に参加できるのはあくまで神楽坂ACで会山行と会員募集山行の定がない場合のみとなります

 ただし、経験豊富で自らアルパインの山行計画が立てられるリーダークラスの方やハイキング計画のみの方の場合は上記には当てはまりませんから、好きにしていただいてかまいませんので・・・

 

Q: そうするとこの会に専念することになりませんか?

A: ものすごーく突き詰めるとそうなりますよね。何か与えてもらったら、少しは会のためにお返ししてもいいのでは? 自分は無料でたくさん与えてもらっていい思いしたいけど、人には何も与えたくない、なんてケチくさい根性では山岳会でやってけません。自分がどれだけ得するかしか考えられないなら、仲間なんて作れません。いつの頃からか、「自分だけ得して人には何も渡したくない」と考える人が蔓延した結果おかしな世の中になり、それと同時に山岳会でもアルパインリーダーが絶滅しかかっています。アルパインリーダーも人間なんで、与えるばかりでは枯渇しちゃいますし、常識のない人とはロープを組めません・・・とはいえ、当会ではそれほど要求は多くなく、自らの成長のスピードを考えて参加してください。

 

Q: わかりました、では、さっそく入会をお願いします!

A:  まあ、焦らないで・・・まず、面接を受け、最適な計画に参加してみてください。基金や他の保険に未加入だったり、準備が必要になるケースもありますので、早めに(最低でも1週間くらい前までに)メールで連絡して面接を受けてください。実際に一緒にハイキングに行ったりカベを登ったりしてみましょう。では、ご連絡お待ちしています!